若手の広瀬王位から王位のタイトルを奪還し、5期ぶりに王位に復帰した羽生先生。
これで偉大な大山名人の記録に並び、通算タイトル獲得数が80で歴代1位タイ。
いつか届くとは思われていたものの、40歳での到達は驚異的。
戦型やタイトル、持ち時間、相手に対してほとんど好き嫌い、ブレがなく、唯一無二の勝負術でもって、どの相手にも「将棋道」を貫く姿勢は、大げさに言わなくても「将棋の神様に選ばれた」存在としか思えません。
そしてこのタイトル数も、もしかしたら一生塗り替えられない数字かもしれません。
初めて見た時はこちらが小学生、向こうは高校に入ったばっかりだったと思います。
若くして将棋界の全7タイトルを制覇、その後も超一流で在り続ける存在を、この目で見続けられる幸せを感じています。
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